たまには映画館で映画が観たいなあということで、実家に子供を見て貰って嫁と深夜ロードショーに行きました。もう難しくなくて、ワーとなってキャーみたいなのが良いなと思って『ベオウルフ』に。ファンタジーというジャンルは嫌いじゃないし、TVのCMで、面白そうだったので。
ストーリーは良くある英雄譚なんですが、それだけだとちと詰まらないとおもったのでしょうか、ちょいとヒネってあります。このヒネリは案外好きですが、まあストーリーを観る映画ではないので、余り効果を上げていません。
それよりも、映像の迫力がこの映画のウリでしょう。
マンガの様な派手にデフォルメの効いたアングルで、ハッタリが効いていて面白い映像だなーと思いつつも、随所におや?と思わせる画が。
何でもない処が明らかにCGじゃないのかなーとか、キャストの顔を、メイキャップとも違ってどうもCGで一寸づついじってるんじゃないかなとか、どう観てもCGにしか見えないアップショットとか。
「面白れーけど、安っぽいCG混じってて、何だかよく解らんなー」等と言いながら帰って来てネットで調べたら、何とこの映画フルCGでした。それも3D上映を前提としているとか。
道理で。
しかし、アンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコヴィッチ、アンジェリーナ・ジョリーみたいな豪華キャストを使ってまでフルCGに拘ったゼメキスは孤高の道を行こうとしているかも知れませんね。
何だか新鮮なサイコー素材を使って、ごった煮を作ってみましたみたいな、良く解らないシェフの執念を感じさせる映画です。
結論は、アンジェリーナ・ジョリーの独り勝ちです。
アクション、スペクタクルもハッタリ効いてて相当面白いですが、最後アンジェリーナ・ジョリーに持って行かれます。
て言うか、ゼメキス敢えてアンジーに持って行かせてます。
アンジーが生身でないのが惜しいですなあ。


