前作の『パッチギ』を観て号泣し、涙を搾り取られた訳ですが、本作も期待をかけておりました。
何といいますか在日韓国人の「苦しくも楽しかった時代」にノスタルジーを馳せつつ、そのドラマに泣く準備を万端整えての鑑賞であります。
聞けば在日の友人は、本作をコリアンクラブのチャンネーと鑑賞し、冒頭から泣きながら「お前達韓国人は在日の苦労を知っているのか?」と、これも感動に泣きじゃくるチャンネーを説教したという逸話を聞くに付け、もう興味津々なのでありました。
ストーリーは前作から数年後のお話で、アンソンの奥さんは白血病で亡くなっており、その子供は筋ジストロフィーに冒されています。
うーむ。
アンソンは子供の治療の為に金策をし、キョンジャはスカウトされ芸能界に入って行きます。
うーむ。
これは、『パッチギ』の続編でやる必要があるのかな?
反戦(Love&Peaceだからね)、芸能界や結婚に於ける外国人差別、難病、と一寸内容詰め過ぎでバラバラな感じがしました。
不治の病に見舞われることと、韓国人差別との間には因果関係は無いので、それを一緒にして泣かれてもなあ・・・と、在日の私が見てもおや?
と首を傾げます。
オマケにラストシーンは全ての問題が棚上げされてます。
前作が、ストレートに面白かっただけに、一寸残念。
しかし、前作もそうなんですが、おばさんの事を「コモ」と呼んだり、お婆さんの事を「ハルモニ」と呼んだりしているのは、井筒君もよく解っとらんね。
ちゃんと「コムちゃん」「ハンメー」と呼びなさい。
シネカノンも在日なんだから、その辺りはちゃんと監修しないといけませんね。


