最近は映画館で映画を観るとなると、どうしても子供と一緒に観る奴になるなあ。
そんな訳で、もう一週間前になるが、『ナルニア国物語』の第2章を観て来た。
第1章は期待して行って思い切り落胆したので、第2章は期待を微塵もかけずに行く。
何ちゅうか、充分駄目なんだが、期待せずに行った分だけ助かったかな。
ファンタジーなりにリアリズムが必要なんだと思うのだが、もう端からバカにした作りになってる。リアリズムの欠片もない。
ファンタジーとはいえ戦争映画な訳で、それなりの理屈、常識が働いてないとしんどいなあ。その意味では『ロード・オブ・ザ・リング』はエラかった。いや、当たり前か。
話にはのめり込めないので、観ながら自分の心の動きを観察して楽しんだ。
ピーターもカスピアンも甘ちゃんで、人の上に立てるタマでは無いのだが、情に流されて作戦を履行しなかった分だけ、カスピアンは性質が悪い。まあ、味方の犠牲の上に、個人的身内を助けた訳だな。
この辺りに妙に自分の心が動いた。
ワタシは、人の上に立つ者は、個人を犠牲にして、下の者を助けなくてはならないと考えている様だ。上に立つものは「苦労しなくてはいけない」というのが前提になっている。
うーん。そういうもんでもないよなあ。
これでは、こういう状況を引き付けますわなあ。
笑えねえなあ。


